東京国分寺ロータリークラブ
多摩中グループ 国際ロータリー第2750地区

第2661回 例会報告(6月13日)

2023年6月19日

第2661回(6月13日)

会場:多摩信用金庫国分寺支店3階

司会:荒井SAA委員長

お客様紹介:宍戸会長

浅見 匡哉 様(国分寺消防署 署長、国分寺消防少年団育成委員会 委員長)
熊谷 淳  様(社会福祉法人国分寺市社会福祉協議会 会長、日本ボーイスカウト東京連盟 国分寺第1団 団委員長)

会長の時間:宍戸会長


 皆様、こんにちは。
 先週の金曜日に風邪をひいてしまい、症状としては喉の痛みと発熱でしたので、念の為インフルエンザとコロナの検査をした結果、陰性でしたので一応報告いたします。しかし、まだ喉の痛みがありますので、お聞き苦しいとは思いますがマスク着用のまま会長の時間とさせていただきます。
 本年度、多摩信用金庫国分寺支店をお借りしての通常例会は本日が最後となります。全37回の例会のうち、22回この会場をお借りして例会を開催させていただきました。改めまして、中村支店長におかれましては大変感謝しております。本当にありがとうございました。次年度以降もお世話になりますので、今年度同様よろしくお願いいたします。
 さて、いよいよ今年度も終わりが近づいて参りました。先週の8日に多摩中グループ会長・幹事新旧引継ぎ会があり、本年度の会長、池田幹事、次年度の岡田会長、小林幹事、事務局の横山さんの5名で参加して参りました。とても久しぶりに新旧引継ぎ会に参加した記憶しかなく、昨年の鳥居年度の6月に新旧の新の方で参加したはずなのに・・・。と思い、隣に座っていた池田幹事に聞いたところ、「あなたギックリ腰で欠席したでしょー」と言われ、嫌な過去を思い出させていただきました。なるほど、4年前の中村年度で参加したのが最後でしたので、久しぶりだと感じたのだと思いました。
 また、この会はガバナー補佐・グループ幹事も同様で、当年度の小金井さくらRCの佐藤ガバナー補佐・是枝グループ幹事での最後のグループ協議会ということもあり、かなり楽しそうにリラックスした晴れやかな表情でしたが、次年度の国立白うめRCの原田ガバナー補佐・内山グループ幹事のお二人は新年度を迎えるにあたり、期待と不安が入り混じった緊張感たっぷりな表情が印象的でした。毎度のことではありますが、とても対照的な光景が見られる会でもあります。
 余談ですが、本来ならば新旧引継ぎ会は会長、幹事を歴任すると4回の参加となりますが、僕の場合はクラブの皆様にとても良くしていただき、また大変可愛がっていただいたお陰で、計7回の引継ぎ会に参加させていただきました。本当に有難い事で、多くの機会と出会いをいただき感謝しております。
 最後になりますが、先週に引き続き、各委員長、及び副会長による活動報告をお願いしております。とても楽しみにしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

育成金贈呈

(写真左より)宍戸会長、浅見様、熊谷様、池田幹事

幹事報告:池田幹事


 本日は多摩信用金庫例会会場で行う年度最後の幹事報告になりますので、感謝の思いを込めて幹事報告させていただきます。
 今後の予定としては、来週20日の最終例会を残すのみとなりました。例会前に入会予定者(4~5名)へのレクチャーを行うため、急遽、紙上理事会での会場費追加の承認を得たうえで、レクチャー用部屋を追加で取りましたのでご報告いたします。最終例会には多くのお客様にもご参加いただきます。どうぞ皆様、体調を万全にして最後の例会をお迎えください。

委員会報告

米山奨学・国際奉仕・クラブ特別基金委員会:照木委員長


(1)財団室ニュース5月号
 UNICEF(国連児童基金)によりますと、2020年は2億4,100万人がマラリアに感染し62万人が死亡。2分間に1人が死亡しています。5歳未満の子どもは免疫力がないため1分間に1人、1日に1,000人、年間36万人が死亡しています。マラリア患者が蚊に刺されると寄生虫が蚊に移り、隣人家族に感染します。
 ザンビアのローターアクトが以下の活動をしています。
①地域の指導者にマラリアがどのように感染するか理解してもらう。
②GPEI(世界ポリオ根絶活動)を利用。ポリオを迅速に発見し対応するため、モニタリング・情報システムを構築する。
 スリランカはマラリアを0にしました。
(2)財団室ニュース6月号
【野生型ポリオウイルスによる症例数】
 2019年:176人、2020年:140人、2021年:6人、2022年:30人(パキスタン20人、アフガニスタン2人、モザンビーク8人)。2023年1月1日~5月23日:3人(パキスタン1人、アフガニスタン2人)
 WHOは、3年間野生型のポリオ発症0が証明されれば、根絶宣言をして世界中のポリオウイルスワクチン接種を終了します。しかし、ニューヨーク州で2013年以来、ポリオに感染が確認されました。気を抜けません。

出席報告:大髙委員

会員数:37名 免除:4名 メーキャップ済:3名 欠席:2名 出席率:93.9%

ニコニコボックス:大髙委員長


宍戸会長・池田幹事:本年度、多摩信会場で行う最後の例会になります。1年間の感謝の思いを込めて、本日のクラブ協議会(委員会活動報告)どうぞよろしくお願いいたします。照木会員:先週の月曜・火曜は、4年ぶりのリオンのOB旅行で長岡へ行きました。トイレ付バス利用で終日アル中状態でニコニコです。

クラブ協議会

司会:池田幹事

プログラム委員会:小林委員長


 今年度はじめに活動計画発表にて、ハイブリット方式の例会を考慮し、会員の皆様の力をお借りして、皆様の知識を卓話にしたり、地域の方の卓話を開催したいと掲げました。
 実際は9月13日に、飯沼パスト会長による50周年記念事業でのお話や、ご自身の趣味のお話を興味深く語っていただきました。
 もうひとつは、1月17日に「ロータリー財団について」を東京愛宕RC、国際ロータリー第2750地区、地区ロータリーカード推進委員会委員長、地区ロータリー財団委員会副委員長である栁邦明様に、国際ロータリーとロータリー財団の違いや仕組み、寄付する意義について語っていただき、ロータリーについての知識を深めさせていただきました。
 今年度はこの2回の開催でした。次年度は幹事として、プログラム委員会と話しながら、外部卓話を開催したいと思います。一年間、ありがとうございました。

米山奨学・国際奉仕・クラブ特別基金委員会:照木委員長


 副委員長は近藤会員、委員は小椋会員と田中昇会員で、大変お世話になりました。
 ロータリーの活動は財団への寄付で成り立っています。
・年次基金:一人年150$
・恒久基金:1,000$(宍戸会長の寄付、ありがとうございました。)
・ポリオ基金:一人年30$
 情報の共有は大変重要です。ロータリー財団委員会と米山奨学委員会のセミナーは年2回ずつ開催。財団室ニュースは毎月発行。更にポリオ情報を皆様にお伝えしました。6月8日(木)、WEBで次年度の財団セミナーが開催されました。
(1)ポリオ
 自然界に存在する野生型と、人工的に作られたワクチン株ウイルスが存在しています。手足が麻痺し筋肉が萎縮、呼吸筋が侵され自然呼吸ができなくなることもあります。治療法は無く、ワクチンによる予防のみが有効です。
(2)補助金プログラム
 ①地区補助金とグローバル補助金、②大規模プログラム補助金、③災害支援補助金
【地区補助金とグローバル補助金の違い】
 ・地区補助金:予算3,000~4,000$、短期的に完結、人道的、教育的、環境プロジェクトが対象。
 ・グローバル補助金:予算30,000$、長期的、測定可能、7つの重点プロジェクトが対象。
【重点分野】
 ①平和構築と紛争予防、②疾病予防と治療、③水と衛生、④母子の健康、⑤基本的教育と識学の向上、⑥地域社会の経済発展(①~⑥は途上国向け)、⑦環境(先進国、途上国、中進国向け)
 (例1 ⑦環境:沖縄県宮古島の防風林植樹と整備清掃)
 (例2 グローバル補助金:ネパール小規模灌漑用水3箇所整備。現地RCと共同。計550万円)
(3)奨学生
 1952年に緒方貞子さんがコロンビア大学に、最近では国連事務次官の中満泉さん、宇宙飛行士の山崎尚子さんが派遣されました。(2014~2022年まで44名派遣。)
【重点分野別】
 平和構築と紛争予防:13人、疾病予防と治療:10人、水と衛生:1人、母子の健康:2人、基本的教育と識学の向上:7人、地域社会の経済発展:9人

職業奉仕・社会奉仕・青少年奉仕委員会:関口委員長


 皆さん、こんにちは。奉仕プロジェクト委員会兼戦力計画委員会委員長の関口です。委員会は、国分寺RCカップを担当の奈須副委員長、ニコニコアート展を担当の藤岡副委員長、委員には神尾会員・井口会員・清水会員・谷田会員・田中(将)会員・澤田会員の9名でスタートしました。
 今年度の事業計画書では、具体的奉仕事業として6つの事業を予定しました。国分寺まつりと平兵衛まつりがコロナウイルスの影響で早々に中止となってしまったことは残念でしたが、青少年交換派遣生への支援は派遣経験者の萩原カウンセラーに、RYLAセミナー受講生の支援は藤岡副委員長にしっかりとフォローしていただいたことにより、青少年奉仕事業についてはしっかりできたかなと考えております。
 そして、東京国分寺RCの二大奉仕事業です。国分寺RCカップは、照木年度のお陰で地区補助金4,000$を活用でき、これは大きなことでした。
 奈須副委員長が子ども達にとって心に残る大会にしようと、身を削る思いで計画書をまとめあげてくれました。会場がコロナウイルスにより使用できなくなりましたが、何とか代わりの会場を確保することができて安堵しました。しかし、大会前日の天気予報により大会を中止・延期せねばならなくなり、予備日は押さえてありましたので安心感はありましたが、「また天候の都合で中止にしなければならなくなったらどうしよう」と一抹の不安は残りました。色々と反省しなければならない点を残してしまいましたが、当日は天候にも恵まれ、保護者の大きな声援を受けながら、笑顔いっぱいでサッカーを楽しんでくれた子ども達の笑顔を見られ、うれしい限りでした。
 次は、ニコニコアート展です。今年度は初めて展示会場と表彰式会場を分けてのアート展でした。表彰式の会場設営と運営について特段心配はしていませんでしたが、展示会場での展示方法や展示期間中の管理の仕方、関係者の移動などについての不安はかなりありました。しかし、大きな問題もなく、2日間何事もなく無事終了することができましたことに、改めて、会長・幹事、委員会メンバー、会員並びに関係者の皆様に感謝申し上げます。
 次は、戦略計画委員会についてです。奉仕プロジェクト委員会の事業計画書を作り上げた後に、宍戸会長より「戦略計画委員会を作らなければならないが、今更間に合わないので兼務でお願いします」と言われてしまい、あまり深く考えずに二つ返事をしたことを後悔しました。何の準備もしていない中で、それなりに事業計画書を作成しましたが、委員会としての機能を果たせなかったことは宍戸会長に申し訳なく思っているところです。
 次年度の戦略計画委員会のメンバーにお願いすることは、クラブ創立60周年に向けて速やかに行動していただくことはもちろんですが、これまでの奉仕事業の中で最長なのが「ニコニコボーリング大会」で24年間、その後は「介助犬・聴導犬の育成支援と啓蒙活動」が10年間で終了しました。現在はニコニコアート展が8年間、国分寺RCカップが5年間継続していますが、今後のことを考えれば次なる奉仕活動を模索していただくことをお願いして、委員会報告を終わります。有難うございました。

親睦活動・出席委員会:大髙委員長


 皆さん、こんにちは。本年度親睦活動・出席委員会の委員長を務めさせていただきました、大髙です。
 先ずはRCでの経験の浅い自分に委員長を任せてくださった宍戸会長・池田幹事には、大変ご不便ご心配をお掛けしたことと思います。宍戸年度の親睦活動をお任せいただきまして、ありがとうございました。事務局の横山さんにおかれましても、事業ごとにご心配をかけ通しであったと思いますが、いつもお助けいただきありがとうございました。会員の皆様の親睦を図るためにもっとできることはあったかと思いますが、親睦委員会として、できることを全力でやらせていただきましたことに感謝いたします。皆様どうもありがとうございました。
 本年度の活動報告といたしましては、8月9日に納涼例会を企画、12月20日にパレスホテル立川にて忘年家族例会、12月27日に義蕎にて蕎麦例会、1月10日にパレスホテル立川にて東京武蔵国分寺RCさんとの新年合同例会、2月 28日にグリルキッチン笑人にて新会員歓迎例会、3月28日にあぶりゃんせ百干にて東京白うめRCさんとの観桜例会、4月18日に吉祥寺エクセルホテル東急にて東京三鷹RCさんとの夜間合同例会、5月23日に大人の食堂シロボシにて夜間例会を行いました。
 私自身初めての例会事業として、納涼例会の事業計画からはじまり、多摩湖畔にあります掬水亭さんを例会会場に予定しておりました。下見として神尾副委員長と二人で食事に行くところからスタートしましたが、こちらは残念ながら、コロナ禍の影響で中止となってしまいました。神尾副委員長と二人で湖畔を眺めながらした食事はいい思い出となりました。今後例会などでご利用できる機会がありましたら是非おすすめの会場です。12月からは毎月親睦事業があり、休む間もなく事業計画、事業報告を行い、大変有意義な一年となりました。
 出席報告につきましては、7月~1月の集計で96.7%、そのうち4回は100%の出席率となっております。出席義務がある会ではありますが、会員の皆様には何かとお忙しいなか、ご出席くださいましてありがとうございました。
 この一年の間にコロナに対する感染対策が緩和されるなど、会としても感染対策が手探りの状況となり、会員の皆様が安心して親睦を図れたかどうか、至らない点が多々あったかと思いますが、どうぞご容赦くださいますようお願いいたします。
 それでは、いよいよ来週が最終例会となっております。最後まで親睦委員会メンバー全員、精いっぱい務めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

副会長:濱仲副会長


 今年度、17年ぶりに復活した「副会長」という役職を拝命した濱仲です。在籍27年を迎え、それなりの役目を果たしてきたみたいなので、この役職が設けられたのでしょう。
 さて、本年度のRC活動も終わりに近付いています。これまで各委員長さんから発表があった通り、予定していた成果を達成できたことと思います。会員の皆様、この1年間本当にお疲れさまでした。
 これまで、コロナ禍の影響を3年以上受けてきました。2020年から2022年にかけて、RC年度でいえば、照木・藤岡・鳥居年度です。各会長たちは自分が思っていたことをあまり実行できずに終わってしまったような気がします。今更言うのは申し訳ないのですが、非常に残念なことだったと思います。
 昨年7月から宍戸新年度が始まったわけですが、スタート時は相変わらずコロナの影響で思うように活動ができませんでした。宍戸会長・池田幹事におかれましては、多くの苦渋の決断を迫られた中での活動であったと思いますが、今はそれを乗り越えて、最終例会に向かっているところです。1年間、いや準備段階も含めれば1年半の間、本当にご苦労様でした。
 いろいろありましたが、今は世の中良い方向に向かっていると信じております。コロナ禍も解決はしていないものの以前の日常生活を取り戻しつつあります。各種行事・会合なども、枕詞のように「4年ぶりの開催」という表現がされています。次年度、岡田会長年度には普通に戻っていることでしょう。これからもRC活動に、地域社会貢献活動に、邁進していきたいと思っています。
 最後になりますが、この宍戸年度は辛かったことも数多くあったと思いますが、逆の見方をすれば、日々変貌する社会環境の中でRC活動をやり遂げたと言えます。国分寺RCの過去の歴史を含めても、最も印象に残る、記憶の残る1年であったはずです。そういう意味では、宍戸会長はラッキーな会長です。宍戸会長は運を持っていると私は思います。
 今後はこの運を活かして、国分寺RCの代表として、次なるステップに挑んでいただきたいと思っています。