第2743回(8月19日)
場所:多摩信用金庫国分寺支店3階
司会:伊東SAA委員長
ロータリーソング:それでこそロータリー
ソングリーダー:本橋会員
お客様紹介:萩原会長
清田 舞 様 (2024-25年度 青少年交換派遣生)
一色 怜 様 (2025-26年度 青少年交換派遣候補生)
会長の時間:萩原会長

皆様こんにちは。8月も後半戦に入りましたがまだまだ暑い日が続いています。体調には十分にご留意いただき残暑を乗り切ってください。
本日はイタリアに派遣していた清田舞さんが帰国報告に来てくれています。そして、来年派遣されることが決定した一色怜さんも来てくれています。我々の行っている活動の中で“青少年奉仕”というのは非常に大切な分野だと思っています。国家の発展や世界平和に向けて、間接的ではありますが必ず寄与できる分野だと確信しています。国分寺RCを通じて、これからもたくさんの若い世代の方々が活躍してくれることを期待しています。
そして、本日の会長の時間を使い60周年記念事業の一環で行われたバンカピRCとのコラボ事業の報告をさせていただきます。詳細はホームパージの事業報告をご覧ください。本日の例会もよろしくお願いいたします。
お客様ご挨拶
2025-26年度 青少年交換派遣候補生 一色 怜 様

皆様こんにちは。東京国分寺ロータリークラブにスポンサーしていただく、東京都立国際高等学校2年の一色怜です。
明後日、富士山で研修があり、そこから本格的に研修がスタートします。これから日本の小さな親善大使として活躍できるように、頑張っていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
幹事報告:荒井幹事

【今月の例会予定】
・8月26日(火) 夜間例会 18:00 ニューラウンジココロ
【主な行事日程】
・8月 6日(水) 2025年規定審議会報告とクラブ細則改訂の為のセミナー 国立オリンピック記念青少年総合センター 出席者(池田会長エレクト・奈須副幹事)
・8月31日(日) 青少年交換プログラム帰国報告会 国立オリンピック記念青少年総合センター 出席者(会長・幹事)
【チャリティーゴルフコンペPR】
・8月 6日(水) 東京国立RC例会 谷保天満宮 会長・幹事髙橋委員長・土井会員
・8月25日(月) 東京調布RC例会 調布クレストンホテル 会長・幹事
【委員会開催予定】
・8月 5日(火) 18:00 創立60周年実行委員会 式典・祝宴委員会 居酒屋まる
・8月19日(火) 11:00 創立60周年実行委員会 チャリティーゴルフ事業委員会 多摩信用金庫3階会議室 会長・幹事
【その他】
・8月のロータリーレート:149円
委員会報告
出席報告:田中将太郎委員長
会員数:44名 免除:2名 メーキャップ済:2名 欠席:3名 出席率:92.86%
ニコニコボックス:土井委員長

萩原会長・荒井幹事:清田舞さんおかえりなさい。青少年プログラムは帰国してからが本番です!!一色怜さん合格おめでとうございます。先輩の話を聴いて期待を膨らませてください。本日の卓話を楽しみにしています。照木会員:①9月はロータリーの友月間。東京・田園調布RCから9月12日に卓話を依頼されました。地区役員のため了承しました。②Enjoy Rotary.国分寺RCの8名でバンドを結成しました。(トランペット、アルトサックス、ハーモニカ、クラリネット、ギター、ベース、ドラム)。ボーカル他どなたでも参加大歓迎。デビューは忘年会、又は新年会。乞うご期待ください。ニコニコです。井澤会員:3期12年間、皆様にご支援いただき任期を全うすることができました。やっと自由の身になり、これから第四の人生をスタートします。そんな解放感いっぱいの気持ちでニコニコします。谷田会員:お盆が過ぎました。秋風が吹くことを期待してニコニコします。涼しくなあれ!松田会員:先般は金婚のお祝いをありがとうございました。結婚以来ただひたすら仕事も子育ても家庭も頑張り続け、気が付いたら50年も経過しておりました。今後はジジイ・ババア二人で今迄以上に国内外旅行及びクルージング等々、エンジョイしてまいります。皆様方も金婚目指して頑張ってください。将来あなたのオムツを取り換えてくれるのはあなたの連れ合いだけです!
ニコニコ大賞:松田会員

皆さんどうもありがとうございました。「あなたのオムツを取り換えてくれるのはあなたの連れ合いだけ」という話ですが、この頃実感するようになりました。
それは別として、人間どこでどうなるか全く分かりません。今後もなるようにしかならないというところで頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
記念ニコニコ:(写真左より)伊東会員、田中政義会員、鈴木岳男会員、田中将太郎会員、土井会員、関口会員、小林会員、野池会員

卓話
2024-25年度 青少年交換派遣生 清田 舞 様

まず初めに、東京国分寺ロータリークラブの皆様のおかげで、この派遣生としての一年、そしてその準備の派遣候補生での一年が過ごせました。心から感謝いたします。
イタリア北部のレッコでの一年間は、山と湖に囲まれた美しい場所で、アレッサンドロ・マンゾーニの小説『いいなずけ』の舞台でもありました。いつか原文で読めるようにイタリア語学習を続けます。
本日はイタリアでの生活をラザニア料理に例えたいと思います。ミートソースは苦労や困難、ホワイトソースは楽しみ、ラザニアシートは土台や変化のポイントとしてお話しします。
最初の数ヶ月はミートソースが多めでした。最初のホストファミリーには9月から1月中旬までいました。特に印象的なのは「山」で、毎週末、放課後に登山をしました。スイスの険しい山は、今後のイタリア生活を暗示するようでしたが、雄大な景色が励みになり、貴重な経験になりました。
また、人間関係の困難にも直面しました。英語が苦手で、大人数の会話に入り込めず悔しい思いもしましたが、新しい刺激的な日々は苦痛ではありませんでした。ホストファミリーとの平和な時間は好きでしたが、大勢の親戚や友人の会話には入りにくいこともありました。しかし、日本から来た交換留学生と日本について聞いたり、自分の日本の好きなところを話したりもしました。
クリスマスはイタリアで大きなイベントでした。20人近くの親戚や友人と食事会をし、テーブルの準備も担当しました。ミラノのクリスマスマーケットも楽しみ、ホストファミリーからはセーターや日本からのそうめんをもらいました。ホストママの友人の日本人親子との出会いがきっかけで、たくさんの友達ができました。ハロウィンやクリスマスパーティーにも誘われ、イタリア人の友達との交流が深まりました。彼女たちは私の「ホワイトソースのベストシェフ」です。
この時期の楽しみは、リミニで開催されたロータリーイベントでした。イタリア全土の学生が集まるこのイベントで、日本人留学生と再会・出会い、支え合いの場が生まれました。地区の日帰り旅行ではフィレンツェやジェノヴァを訪れ、派遣生との仲も深まり、会話を楽しむ自信がつきました。アルゼンチン人の友人との交流をきっかけに、イタリア語を話す抵抗が薄れ、留学生活が好転しました。トリノ地区との合同イベントでは、日本人・日本語にこだわらず国境を越えた交流の楽しさを知りました。
イタリアでの学校生活は人間関係で特に苦戦しました。北部の生徒は内向的で、当初期待したフレンドリーな交流は少なく、既存のグループに加わるのも困難でした。最初の3ヶ月、積極的に話しかけましたが、会話を広げることは非常に難しかったです。
しかし、私は「積極的に行動する姿勢」を貫きました。語学学校だったので、先生に頼み込み、1年生のドイツ語・スペイン語クラスや2年生の英語クラスに参加させてもらいました。そこでようやく友達ができ、学校で笑顔になれました。それでも、既存の友人関係を優先する生徒もいる現実に直面しました。諦めず、授業を増やしたり、最終的に私を歓迎してくれるクラスへ移動したりしました。移動前からクラスメイトが待っていてくれたり、休み時間に会いに来てくれたりすることで、学校に友達が増え、人間関係が豊かになりました。また、先生に頼んで日本についてのプレゼンテーションを複数のクラスで行い、知り合いが増え、「ciao友」も増えました。先生に「やることがない」と言われた時も、自分でできることを模索し、イタリア語の授業でエッセイが高く評価された時は大きな喜びでした。
学校生活は完璧な成功ではありませんでしたが、同じく人間関係に悩む友人の存在から、私の環境を変える行動は間違いではなかったと確信しています。この経験を通じて、自ら環境を探し、形成することの重要性を学びました。
第二ホストファミリー宅では、美味しい食事を三食しっかり食べることができ、家族仲も良く、特にホストママは日本好きで、私が来たことで日本に関する本を読み始めるほどでした。週末にはイタリアのトリノに連れて行ってもらい、フランス文化の影響を受けた優雅な建物や、エジプト考古学博物館、国立映画博物館などを訪れました。国立映画博物館では日本の映画ポスターが、宮殿の博物館では武士の解説パネルがあり、遠いイタリアで日本に関するものを見つけられて嬉しかったです。昼食には日本人経営のレストランでとんかつを食べ、ホストママはたこ焼きを気に入っていました。夜は地元の人に愛されているレストランで食事をし、ミラノでも見かける謎の日本語ステッカーに毎回くすっと笑っていました。
第三ホストファミリーの家は広く、プールやビリヤードもあり、猫と犬に癒されました。毎朝のカプチーノとクッキーは絶品でした。イースター休暇にはスペインのテネリフェ島へ連れて行ってもらいました。
ホストママの元夫の家も素敵でした。湖と山々を望むベランダでの時間は心が浄化されるようでした。ピアニストのお父さんとは連弾を楽しみ、音楽学校の先生だったことから歌の教室にも通わせてもらいました。教会での発表会は叶いませんでしたが、コンサートで聴く学生たちの歌声は、オペラとは異なる感動がありました。
休日にはカヌーで美しい湖に浮かび、人生初のバイクにも乗りました。山道を風を感じながら進む感動は忘れられません。
「小さな親善大使」として、私は日本食や日本語を通して文化交流を行いました。友達にそうめん、ホストファミリーにはうどんを振る舞い好評を得ました。日本語の文字や日常単語を教え、ホストファミリーの皆が興味を持ってくれたり、可愛らしいイントネーションで真似してくれたりしました。私が猫や犬を「にゃんこ」「わんこ」と呼ぶと、ホストファミリーにも「にゃんきーの」「わんけった」と呼ばれていました。
アメリカ人の友人には浴衣を着せ、日本の歌を教えました。一緒に歌ううちに彼女も日本語で歌えるようになり、私のお気に入りの曲や映画「君の名は」も彼女を通じて友人たちに広まりました。彼女はもともと日本留学を志していて、彼女の姿は日本人として大変嬉しいです。
レッコでは、4人の派遣生でよく出かけました。当初は「ベーカリーフライデー」として毎週金曜日にパン屋巡りをしていましたが、私が積極的に外出を誘うと、アメリカ人の友人が「トラヴェルサーズデー」と名付け、毎週木曜日に出かけるようになりました。最後のほうは毎日遊ぶほどで、これがラザニアの「最大のホワイトソース」でした。
また、派遣前に考えていたボランティア活動では、FAIというイタリアの文化遺産・自然環境の保護と活用を目的とした民間の非営利団体で、観光ガイドの手伝いをしました。イタリア語と英語で訪れた観光客にヴァレンナにある教会についての説明をする仕事を任されました。そこにはイタリアに限らずヨーロッパの様々な国からの観光客と出会い、解説後の会話が盛り上がり、自分が地域貢献しているという達成感とともに、楽しいやりがいのある経験をすることができました。
一年間の最後の3ヶ月、特に最後の1ヶ月のヨーロッパツアーは最高でした。フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、オーストリア、チェコ、ハンガリーを巡り、仲間との絆を深めました。この充実感は、これまでの努力の積み重ねがあったからこそ得られたものです。
私は今とてもイタリアが恋しいです。イタリアの美しい景色やご飯もそうかもしれませんが、あの時期、あの環境、そこで出会った友達との時間が恋しいです。あのメンバーで派遣生活を送っていたあの頃というものが恋しく、今すぐに過去に戻りたいです。
特に私の親友のブラジル人のマリ、アメリカ人のライリーは大親友になりましたし、これから彼女たちのもとを訪れたいですし、彼女たちも来ると言っています。私のTesoro、宝物です。
私はこの2年間で、新しい環境に自ら行くこと、新しい人と出会うこと、全く違う環境で育った人と交流すること、そして仲良くなり最高に楽しむことに魅了されました。大学生ではなく高校生のこの年代で、旅行ではなく派遣で、語学留学の数あるプログラムではなくロータリーで、私がイタリアで過ごせたこと、私を支えてくださった皆様に改めて深く感謝申し上げます。ありがとうございました。