第2583回(9月1日)
会場:龍栄
本日の司会:池田SAA委員長
会長の時間:藤岡会長
みなさん、あらためましてこんにちは。コロナ禍で暗いニュースが多い中、先週、とても嬉しいニュースがありました。それは、8月25日世界保健機関(WHO)がアフリカ地域の野生型ポリオウイルス根絶を認定したと発表したことです。
翌日には読売、毎日、朝日新聞の電子版、また、時事通信やBBCニュース日本語版にも掲載されましたので、ご存知の方もおられると思います。ワクチン開発者を紹介した27日付東京新聞の記事の一部を紹介します。『有史以来、人類を苦しめ続けてきた感染症ポリオに対し、有効なワクチンが承認されたのは1955年4月のことで、開発者は米国の医学者ジョナス・ソークである。ソークが米国で英雄に数えられるのは開発のための長年の努力はもちろん、開発後の英断もあるのだろう。ワクチンの特許を取得しなかったソークに続き、経口タイプの生ワクチンを開発したアルバート・セービンもやはり特許を取得しなかった。特許を得れば、莫大な使用料が見込まれたが、二人とも財よりワクチンが世界に広がることを望んだのである。』この記事から二人のワクチン開発者にRCの職業奉仕・社会奉仕に通じる精神を感じました。次にホルガー・クナークRI会長からのメールの一部を紹介します。『アフリカ地域から野生型ポリオをなくすために、RC会員は計り知れない役割を果たしてきました。懸命な活動により、アフリカだけでなく世界のほぼすべての国において野生型ポリオウイルスを根絶してきたことを、私たちは誇りとすべきです。この進展は、アフリカ地域の全47カ国における数十年間の取り組みの成果です。過去20年間、アフリカ地域と世界中の無数のRC会員が、資金調達、子どもへのワクチン投与、自治体・政府リーダーへの支援呼びかけ、予防接種の重要性に対する認識向上のために一体となって活動し、世界ポリオ根絶推進計画(GPEI)によるポリオ症例への効果的な対応と感染拡大抑止を支援してきました。この度の快挙は、世界全体でのポリオ根絶が実現可能であることを示し、新型コロナウイルスの世界的流行の中でも活動と協力、そして寄付を通じて前進できることを物語っています。』
日本におけるポリオウイルスの根絶はどのようなものだったのでしょうか?2002年7月30日付日本ポリオ根絶等委員会の報告書によりますと、『日本が属するWHO西太平洋地域で野⽣株ポリオウイルス患者の発⽣が3年以上ないことから、2000年に、地域レベルのポリオ根絶宣⾔がなされました。日本のポリオ患者数は、1961年までは毎年1,000⼈以上、死亡者も100⼈以上であり、特に1960年には全国で5,600名を超える未曾有の大流行がありました。しかし
1961年に経口生ポリオワクチンが導入(ソ連等から1300万⼈分の経口生ポリオワクチンを輸入)され患者は激減し、3年後には100人を下回り、野⽣株ポリオウイルスによる患者はその後減少し、1971年、1980年の各1例を最後に、日本では発生していません。』
最後に、現時点での課題はポリオの感染が途絶えたことのないアフガニスタンとパキスタンの2カ国における野生型ポリオウイルスの根絶です。アフリカだけでなく「世界からポリオを根絶する」という最終目標を達成するには、今後も資金調達と擁護を維持していくことが重要です。(Rotary Website)この目的のために、我々ロータリアンは引き続き重要な役割を担っています。みなさん、引き続きご協力のほどよろしくお願いいたします。
幹事報告:岡田幹事
【9月例会予定】
1日(火)第3回理事会(理事各位)
クラブ協議会(会員増強委員)新会員候補者選び
第1回次々年度指名委員会
龍栄
8日(火)ガバナ―公式訪問前クラブ協議会(尾内ガバナー補佐・織原グループ幹事来訪)(会員増強委員会)2週連続例会を終えたまとめ
第3回55周年実行委員会
たましん国分寺支店3階
15日(火)会員卓話(第20代会長 近藤裕パスト会長)たましん国分寺支店3階
炉辺会合(会長・幹事・照木委員長・馬場副委員長・濱仲パスト会長・池田会員・古川会員)グリルキッチン笑人
29日(火)新会員歓迎例会 龍栄
【主な行事日程】
3日(木)地区公共イメージセミナー ZOOM
藤岡会長・髙橋委員長
16日(水)第1回ロータリー財団セミナー ZOOM
藤岡会長・岡田幹事
18日(金)第6回多摩中グループ協議会 パレスホテル立川
藤岡会長・岡田幹事
【報告事項】
*第3回理事会開催 決定事項報告 国分寺市クラウドファンディングへ協力する。
*ポリオ根絶企業の募集、1口5万円から詳細は事務局にご確認ください。
*令和2年九州豪雨災害義援金報告 地区より4,735,770円の寄付金が集まりました。皆様のご協力に感謝申し上げます。
委員会報告
指名委員会:照木直前会長
次々年度指名委員候補者選出の件について、パスト会長会で選出し、理事会で承認されましたので発表いたします。鳥居会長エレクト・萩原副幹事・富永会員・近藤会員・濱中会員・髙橋会員・小川会員・中村会員・照木の9名です。
出席報告:小林委員長
会員数: 33名 出席免除会員: 4名メーキャップ済: 0名 欠席: 3名
※理事会にて、コロナ禍特別措置により12月末までメーキャップ済み対応とする事が決議されました。
出席率: 100%
≪前々回の訂正≫
なし
ニコニコボックス:小林委員長
藤岡会長・岡田幹事:WHOがアフリカ地区におけるポリオウイルスが根絶されたと発表しました。これまでのロータリアンの努力にニコニコします。
ニコニコ大賞:鳥居会員
良い事があった時やちょっと失敗した時、面白おかしく報告いただき、コロナ禍の中でも楽しく良いひと時を過ごせればと思っておりますので、皆様にご協力をお願いし、御礼の言葉といたします。
記念ニコニコ:馬場会員、池田会員、中村会員
クラブ協議会
会員増強委員会:中村委員長
【目的】前回のディスカッションからグループ討議にて候補者を選定。全会員の増強意識を高め、会長中心にクラブが一丸となり増強活動を推進していく。各テーブルには会長幹事会員増強委員会の担当が入り、円滑な会議の運営を図る。
【協議会】5-6人が円卓を囲み、10分程度の討議から候補者リスト作成、出来上がったグループから代表が発表をした。
【結果】33名の候補者が選出された。次回のクラブ協議会3回目で具体的なアプローチに関して協議し、さらに会員の意見を聞きまとめながら増強の意識を高めていく。
リスト作成だけで終わる事のないように、リストを選出したグループメンバ-で今年度の会員増強活動を推進していく。スケジュールとしては、1月新年合同例会にて3名の増強を確定できるように毎月に理事会にて新会員候補者が審議できるようにしていきたい。次回のクラブ協議会はガバナー補佐が来訪されるため、好評をいただく時間を調整しながら、各候補者とのアポイントや誰が交渉していくかなどの具体的な方法について討議をしていく。