第2599 回(4月6日)
会場:多摩信用金庫国分寺支店3階
本日の司会:酒元SAA委員
会長の時間:藤岡会長
みなさん、あらためまして、こんにちは。本日は、チャーターメンバーであります富永義博パスト会長の卓話を楽しみにしておりますので「会長の時間」は短く。
さて、これまでの重点分野、“平和構築と紛争予防”、“疾病予防と治療”、“水と衛生”、“母子の健康”、“基本的教育と識字率向上”、“地域社会の経済的発展”に今年度から新たに加わりました「環境の保全」に関連するお話をします。皆様は4月22日が何の日がご存じでしょうか?それは、50年の歴史がある「アースデイ(Earth Day)」です。恥ずかしながら、その言葉は聞いたことがありましたが内容については、つい最近まで知らずBSで放送されているナショナルジオグラフィックの番組で知りました。「アースデイ」は1969年、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)での環境関連会議において最初にその概念が提唱されました。翌年アメリカ全土で2,000万人以上の学生により、環境保全ためのデモが行われました。 2009年の国連総会で、4月22日を「国際母なる地球の日 (International Mother Earth Day)」とすることが採択されました。その目的は環境問題の意識を高めること、環境の保全のための対策を促進することであり、毎年4月22日に開催される世界的なイベントです。世界の190を超える国々において様々な活動が行われています。最初の 「アースデイ」から50年を経過した現在の主要な環境問題は、気候変動、生物多様性の喪失、森林伐採による減少、廃棄物の増加、海洋汚染、特にマイクロプラスチック汚染などが対象となっています。
それでは私たちにできる具体的な行動は何でしょうか?
①プラスチック汚染の減少に協力する
自宅にあるプラスチック製品を整理し、プラスチックを使わないものを検討する(マイボトルの使用)
②食事の習慣をより環境にやさしくする
食事に使用する動物性材料を軽減する
食品ロス・廃棄を減らす
③エネルギーや水を節約する
使用しない電気製品のコンセントを外す。
洗面、料理の際に水の流しっぱなしをしない。
④家族・友人に宣伝する
等が考えられます。どのようなイベントがあるかをインターネットなどで調べていただき、4月22日の「アースデイ」が新しい重点分野の「環境の保全」を考えるきっかけとなれば、幸いです。
幹事報告:岡田幹事
【4月例会予定】
6日(火)理事会
休会中分ニコニコ大賞および記念ニコニコ
会員卓話(富永パスト会長)
13日(火)イニシエーションスピーチ 田中 将太郎会員 佐伯 大太会員
20日(火)イニシエーションスピーチ 澤田 明宏会員 荒井 大介会員
27日(火)クラブ協議会(55周年記念式典)
【4月主な行事日程】
7日(水)創立55周年実行委員会 該当会員 事務局
15日(木)2021-22年度 第4回多摩中G協議会 鳥居会長エレクト・萩原副幹事 ホテルエミシア東京
22日(木)2021-22年度 地区研修・協議会 鳥居会長エレクト・萩原副幹事 ハイアットリージェンシー東京 次年度クラブ委員長 ZOOM
*2021年4月1日現在のロータリーレート⇒$1=110 円
*本日理事会にて、クールビズ期間が決定致しました。 令和3年5月1日から6月30日までとします。また、新会員の配属委員会が決まりました。田中将太郎会員、佐伯大太会員、澤田明宏会員、荒井大介会員は会場監督委員会いただく形となりますので、宜しくお願い致します。松田博会員、森秀夫会員、大高真一会員は親睦活動出席委員会となります。佐伯大太会員については会計を兼務していただく形となりますので、宜しくお願い致します。
委員会報告
出席報告:小林委員長
会員数:37名 出席免除会員:3名 メーキャップ済:0名 欠席:2名 出席率:94.2%
※理事会にて、コロナ禍特別措置により6月末までメーキャップ済み対応とする事が決議されました。
出席率:100%
≪前々回の訂正≫ なし
ニコニコボックス:小林委員
藤岡会長・岡田幹事:チャーターメンバー富永義博パスト会長の経験ゆたかな卓話を楽しみにニコニコします。富永会員:今日はたいくつな話をさせていただきます。よろしく。いねむり自由です。近藤会員:久しぶりに入会された7人の方を心から歓迎すると共に紹介してくださった小川さんと岡田さんに感謝してニコニコです。照木会員:①富永会員の卓話、楽しみです。②耳の聴力測定協力のため、今日からリオンの補聴相談室へ通うことになりました。長年お世話になっていますのでせめてもの恩返し。ニコニコです。神尾会員:本日の理事会でサッカー大会の報告が無事に承認されました。コロナの中、ひとつでも事業が出来たことにニコニコします。
◇3月ニコニコ大賞:濱仲会員
◇11月~3月記念ニコニコ
卓話
◇『私のロータリアンとしてのこしかた』:富永義博パスト会長
まもなく55周年を迎えますね。昭和41年5月18日にたましんで28人が初めて顔を合わせました。28人全員が新入会員でした。RCへお誘いを受けた時は、どんなものかという話は聞いていましたが、具体的なことはわかりませんでした。そんな中で1年以内にチャーターナイト、つまり認証状伝達式をしなければならないということになりました。先輩も誰もいませんので、わからないことがある度にガバナー事務所に問い合わせました。まず、会場の選定は、当時は地元で行うことが原則でした。その頃の国分寺はホテルなどの建物がなく、開校したばかりの国分寺市立第二中学校の体育館をお借りすることにしました。式典次第や案内状、記念品など、やらなければならないことがたくさんありましたので、誰が実行委員長かということではなく、28人全員で分担して準備しました。また、基金のようなお金もなかったので、会員で5万円ずつ出し合ったと思います。当時の公務員の初任給が3万円くらいでしたから、今に換算すると30万くらいでしょうか。ご案内も、近くのクラブといっても、今の五分の一くらいしかありませんので、埼玉県や神奈川県のクラブにも2人1組で回らせて頂きました。最初の1年は本当に大変でしたけれども、みんな張り切っていましたし、気も張っているので、苦労したという感じではありませんでした。
さて、ロータリーというのは、何でしょう。「楽しいロータリー」というのを良く耳にします。「ロータリー」というのは、「楽しい」団体なのでしょうか。ロータリーは奉仕団体です。ロータリーの基本理念には、ロータリーの目的があります。ロータリーは組織など色々変わりましたが、これだけは私が入った時から現在まで変わりません。奉仕活動の中で、参加者の方から「楽しかった」という言葉を聞いて、我々も楽しかったと思えることが「これが楽しい」ロータリーだと思うのです。奉仕をすることによって、皆様に喜んで頂き、我々も楽しかったと感じ、気力が充実する。それを続けることが「楽しいロータリー」です。皆さんの仕事も、生活のためだけではなく、お客様が喜んでくれて「ああ、良かった」と感じるのではないでしょうか。それが職業奉仕だと思います。
ロータリーというのは、非常に高潔で、規律性を保たなければ、長続きしないと思います。今日も行いました4つのテストは、人に言われてわかるものではなく、自分で考えるしかありません。全ての判断は、他人の判断ではなく、自らの判断で行います。そのためには自己規律も必要だし、心の修養も必要だし、或いは読書も必要です。これは、あくまで私の考えですが、ロータリーの活動は、心の修養として続けています。勿論、昔はそうではなかったです。ロータリーに集まっている方々は、みんなそれぞれ長所・短所がありますね。色々な人と出会い、お話を聞くことで自分を振り返る良い機会となり、それを自分の修養としています。このような考えの者がいるのだと思っていただければ幸いです。