第2618 回(4月12日)
会場:多摩信用金庫国分寺支店3階
本日の司会:田中将太郎SAA副委員長
会長の時間:鳥居会長
先日行われましたポリオ根絶チャリティーゴルフに参加された会員の皆様、ありがとうございました。桜が散ったと思ったら、本日は急に暑くなり25℃位まで上昇し、5月~6月並みの気温となるそうです。皆様、体調など崩さぬようにお過ごしください。
白石二人さん、入会ありがとうございます。心より歓迎します。期間を区切ってのお付き合いになってしまうかも知れませんが、RCの会員、ロータリアンと言いますが、ロータリアンである間は、ロータリー活動を楽しんでください。すでに、藤岡ロータリー情報委員長から研修を受けているかと思いますが、出席義務をはじめ、ロータリーソング斉唱、SAA委員会って何?とか、活動をするようになってからの方が戸惑う事が多いかと思います。戸惑いもRC活動だと思ってもらえればうれしく思います。
本日スピーチ頂く大髙会員には、今年度のIMの実行委員としてもご活躍頂いており、感謝しています。また、長めのイニシエーションスピーチとなってしまいましたが、とても楽しみにしています。
RCでは、4月を母子の健康月間としています。ガバナー月信4月号によると、この月間は2014年のRI理事会で決議されているそうです。月間の強調項目が少し多いのですが、勘弁いただきお聞きください。「5歳未満の幼児の死亡率と罹患率の削減」、「妊婦の死亡率と罹患率の削減」、「より多くの母子に対する基本的な医療サービスの提供」、「保健従事者を対象とした研修」、「保健ケアの提供」、「母子の健康に関連した仕事に従事することを目指す専門職業人のため奨学金を支給する」です。
本日は、5歳未満の幼児の死亡率と妊婦の死亡率について少し時間をいただきます。5歳未満の幼児の死亡率は、ユニセフ(国際児童基金)によると、全世界で2019年、過去最少の520万人だったそうです。1990年は、1250万人でした。2030年までに5歳未満児死亡率を、出生1,000人当たり25人以下とすることを目指しているそうです。
しかし、早急に対策を講じなければ、2030年までに50カ国以上が5歳未満児の死亡率目標を達成できない見通しです。現在、世界平均で37.7人、サブサハラ・アフリカ地域は75.8人だそうです。1990年時点ではそれぞれ日本が6.3人と世界平均が93人、サブサハラ・アフリカ地域が178.5人であったため、全体としては改善傾向となっています。死亡の原因は、出産時の合併症、肺炎、下痢、新生児敗血症、またはマラリアだそうで、RCの活動が必要かと思います。一方、日本はどうかというと、世界銀行によると2019年時点で日本の5歳児以下死亡率は1,000人あたり2.5人で、日本の場合、出産時の死亡原因は先天奇形、変形及び染色体異常などですので、医療環境の違いが浮き彫りになっています。
次に妊産婦の死亡率についてです。妊産婦死亡率とは、「妊娠中または妊娠終了後満42日未満の女性の死亡率」だそうで、2019年の日本の妊産婦死亡者数は29人で、10万人中の死亡率は3.3人と世界トップレベルの低さです。とはいえ、日本においてもずっと妊産婦死亡率が低かったわけではありません。厚生労働省が発表しているデータによると、1900年代当初の妊産婦死亡率は10万人中400人前後で、毎年6,000人以上が亡く なっていたので、出産が大変な事だったと思います。その後、医療技術の発達とともに死亡率は大幅に低下し、1980年代の妊産婦死亡率は約15人前後。年間200人台から70人台へと減っています。現在の水準に近付いたのは、1990年代後半からだそうです。
普段あまり気にすることがないかと思いますが、母子の健康月間ということで、関心を持っていただければと思います。
入会式
司会:照木会員増強委員長
紹介者:藤岡直前会長
新会員挨拶:白石 二人 会員
兄が一人おります。一人と書き「かずひと」と読みます。その次に生まれたものですから「つぎひと」となりました。女の子が生まれると期待されていたので、父が名付けを放棄し、祖母が付けたと聞いております。このおかげで、営業やこのような壇上でご挨拶する際、このお話しをさせていただくと5分~10分もつので大変助かりました。
この度はRCに入会させていただきありがとうございます。今後は皆様のご指導を賜りながら努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。
幹事報告:萩原幹事
・白石様、ご入会おめでとうございます。そしてRCへのご理解を賜り有り難うございます。これから共に活動できる事を楽しみにしております。
・野村證券の酒元会員の後任の五月女様の公示期間が無事に終了し、全会員賛成のもとご入会が承認されました事をご報告いたします。
・4月14日(木)はIM実行委員会が開催されます。
・派遣生の清瀬さんの近況としては、アメリカのセントラルステイツに派遣が決まり、アプリケーションフォームの作成が無事に終了しました。RYEP保険の手続きが済み次第、ホスト側よりビザに必要な書類の作成に入ることになっています。
委員会報告
出席報告:森委員
会員数:37名 免除:3名 欠席:4名 出席率:88.2%
※理事会にてコロナ禍特別措置により今年度末までメークアップ済み対応とする事が決議されました。
出席率:100%
ニコニコボックス:森委員
鳥居会長・萩原幹事:本日は白石様を新会員としてお迎え出来る事をうれしく思います。そして藤岡会員も継続して活動を共に出来る事に感謝しニコニコします。照木会員:①先週はバーズデー・プレゼント、素敵なアナキュラスの花を一輪ありがとうございました。②今日はリオン(株)白石二人様の入会式楽しみにしていました。共に歩みましょう。ニコニコです。中村会員:ニコニコ大賞を頂き有難うございました。藤岡会員:お花とお花券をいただきありがとうございます。妻もニコニコ!萩原幹事:派遣生の清瀬さんの準備も進みカウンセラーとして、OBとしてうれしく思います。無事に派遣準備が完了する事を祈念してニコニコします。森会員:本日は出席率の発表、ニコニコボックスの発表、うまくできたと思うのでニコニコします。佐伯会員:前回妻の誕生日にとお花券をいただきました。妻も喜んでおりましたが、「私の誕生日は1月だけど・・・?」と言われ例会がなかった事で少し言い訳っぽくなりました。ありがとうございます。妻の笑顔にニコニコです。荒井会員:初めて、妻に誕生日プレゼントを頂き、いつになくニコニコしておりました記念にニコニコ致します。
イニシエーションスピーチ
大髙 真一 会員
皆様こんにちは。昨年の3月30日に入会式をしていただきました大髙真一です。小平市上水南町にて、有限会社大髙産業という不動産業を営んでおります。
本日はイニシエーションスピーチという事で、普段から人前で話をすることが苦手な自分にとっては、気の重たい一週間ではありましたが、苦手な事にチャレンジする機会をいただいたと思い、大変光栄な気持ちで挑みたいと思っています。どうぞお聞き苦しい点もあるかと思いますが、宜しくお願い致します。
私は1970年2月1日に、新宿区河田町にあります東京女子医大で生まれました。真冬の一番寒い時に生まれたせいか、幼少期は雪が降ると意味もなくわくわくするような性格でした。現在は雪かき等大変な現実もありますが、雪が降ると積もるかなぁなんて変な期待をしてしまったりします。小学校卒業までは新宿区に住みまして、現在の大髙産業の事務所を開設するのを機に小平市へ引越して参りました。
仕事ですが、父と私の息子と3人でやっております。仕事の内容としては、土地を仕入れて建売をメインとしております。私は2代目になりますが、父がこの仕事を始めたときは信用も経験もなく完全にゼロからのスタートだったと聞いておりますので、本当に大変だったと思います。33年代表を務めまして、今から10年前に私が代表を引き継いでおります。
自分の経歴を少しお話しさせていただくと、不動産業とは関係のない仕事をしておりました。国立にあります鉄道情報システムのマルスシステムというところで働いておりました。マルスの意味は忘れてしまいましたが、JR全国の切符販売の元みたいなところです。マルスシステムに異常があると全国の電車が止まることになるような現場でした。
初めて配属されたところが、パソコンや一太郎というワープロを使う部署だったので、キーボード入力などはその時に強制的に覚えてしまったのが今では非常に役に立っております。のちに、新幹線の切符や貨物電車の運行に関するソフトを開発するプロジェクトチームを組んで、COBOL、C言語といったプログラミングをしておりました。バージョンアップや開発ソフト変更などで変わってしまったと思いますが、新幹線が東京から100キロを超えてからの運賃に関して、我々がプログラムしたのは覚えています。
こちらの会社に5年ほどお世話になったころ結婚することになりまして、この先のことを自分なりに考えて、大髙産業へ転職致しました。
サラリーマン時代とは全く違い、何もわからないまま現場監督として毎日現場に通い、汗、泥まみれで仕事を覚えたことを思い出します。一つだけ父に教えられた言葉で今でも変わらないのは、「自分が住むつもりで現場をみれば難しいことはない」というのは今でも全ての基本としています。息子も結婚をして不動産仲介業社に勤めたのち、今は一緒に仕事をしておりますが、親子だと甘えてしまい、この先大丈夫なのか大いに心配ではありますが、今後とも皆さまのご指導ご鞭撻を賜りまして、どうか宜しくお願い致します。
お時間もたっぷり頂きましたので、小学生時代の特技をお話させていただきます。
自慢できるような特技ではないのですが、少年時代は昆虫や魚が好きで、昆虫や魚の図鑑が愛読書でした。近所の公園で朝から晩まで飛んでいる虫などを網で捕まえることが得意でした。
蝶々なんかはひらひら飛んでいるので捕まえやすく、蜂に限っては天敵が少ないせいか警戒心も少なく簡単に捕まえられました。反対にトンボは警戒心が強く動きも素早くてなかなかとれませんが、トンボは直角に曲がったりホバリングなどをするので、その動作を観察して捕まえて喜んでおりました。
夕方になるとコウモリが飛んでくるのですが、トンボとは比べ物にならないくらい動きが速く、網の届かない高い所を飛んできます。しかし暫く見ていると同じ軌道で飛んでいるものがいて、飛行軌道を予測して身をひそめ、網が届くところに来たところを捕まえたときは天才かと思いました。
新宿という都心部ではありますが、新宿御苑や赤坂のお堀など意外と自然と緑があり、お堀で釣りをしたり、スズメ、鳩、カエル等を捕まえるのは得意でした。
現在の趣味はゴルフと草野球を楽しんでおります。ゴルフにつきましてはここ1・2年で次男がゴルフを始めたこともあり、一緒にラウンドする機会も増え、ラウンド回数が増えました。最近ではスマートフォン等でYouTubeを見てから就寝するのが恒例となっており、たまに上手くできちゃったりするので、改めてゴルフを楽しんでおります。
先日もロータリーでポリオ撲滅チャリティーゴルフに参加させていただきました。普段なかなかご一緒する機会が少ない先輩方と交流できる場としても、そしてゴルフをしながら一日仲間と過ごせることが出来るのが楽しみとなっております。
草野球は高校生の時からずっと続けていて、現在は年齢制限45歳以上のリーグでお世話になっております。年齢の上限はなく80歳以上の方も現役で一緒に楽しんでおられます。10チームで形成されていて、立川の河川敷グランドなどを使い、3月から11月までに年間18試合を行います。草野球では珍しく全ての予定が3月に決まるので、試合に対してコンディショニングや都合がつけやすいのが一番の魅力です。毎年同じチームが参加するので、相手のチームピッチャーの攻略や癖、強さなどもわかり、新戦力や引退などプロ野球並みの体制で楽しんでおります。
自分は一昨年、昨年と2年間監督を致しました。チームには21名所属していて、毎試合15・6人位のメンバーが参加します。そのうち出場できるのは先発メンバー10人で、あとは控えとなります。
自分が監督としての考えが2つありまして、優勝は目指しません。当日参加したメンバー全員が何かしらの活躍をして、それぞれが夜にうまいお酒を飲めたらそれでいいので、全員に必ず出場機会を作りました。しかしながら、やったこともない守備をしたり、ベンチに座っているところに急に代打で出されても上手くいくはずもなく、監督1年目は思うようにいきませんでした。
翌年は自分の守備位置を決めて練習をして、急な代打ではなく守備から入り、打順が回ってくるようにしました。結果としてリーグ3位になり、それぞれが活躍出来たのではないかなと思っております。
草野球という遊びではありますが、2年かけてチーム作りが出来たような気がして、監督業を楽しませていただきました。惜しまれつつも監督を退任しまして、今年からは選手としてまた活躍致しますが、このお話はまたの機会がございましたら宜しくお願い致します。
最後に家族についてご紹介させていただきます。妻とは19歳の時に友達の紹介で出会い23歳の時に結婚致しました。長男は現在一緒に仕事していて、次男は国分寺にあります仲間の不動産屋さんでお世話になっております。
妻には大変感謝していて、自分の全てを理解してくれたかけがえのない存在でしたが、残念ながら3年前に他界しました。病気がわかったときは余命半年といわれましたが、懸命な闘病生活を6年も戦い抜いて、私や息子たちに色んなことを教え残してくれました。限られた時間の中でもっと何か出来たのではと心残りはあり、思い返せばキリがありません。
一緒に戦った闘病中に、妻が見せてくれた笑顔が自分の支えになっています。正直今でも心にぽっかり穴が開いていて気持ちにハリがもてず、不安定な時もありますが、家族や愛犬、友達、仲間に支えていただき、この度国分寺RCに入会させていただいたことを一つのきっかけとして、新しい経験を積み、まだロータリアンとして何もわかっていない自分ではありますが、今後の人生において何か一つでもお役に立てるよう精進してまいりたいと思っております。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。