東京国分寺ロータリークラブ
多摩中グループ 国際ロータリー第2750地区

第2754回・第2755回 例会報告(11月22日・25日)

2025年12月1日

第2754回(11月22日)第8回東京国分寺RCカップ少年少女サッカー大会

場所:総合学院テクノスカレッジ 府中グラウンド

司会:小林奉仕プロジェクト委員長

会長の時間:萩原会長

 東京国分寺ロータリークラブは奉仕団体です。本日は青少年育成の一環でこの事業を開催しています。
 イタリアのクラブチーム「インテル」に属するインテル東京アカデミーさんの協力のもと、コーチやスタッフの方々がサッカースクールを開催してくれます。その後、教えてもらったことを存分に活かして試合に臨んでください。天候にも恵まれ、皆さんにとって思い出深い一日になる事を願っています。尚、会場内では我々の活動記録の展示(アンケート)とレモネードスタンドを開催していますので、ご協力ください。

サッカートーナメント結果

・優 勝:FCドミーニJr.

・準優勝:ワセダJFC
・第3位:国分寺第五SC
・第4位:国分寺二小KFC

出席報告

会員数:44名 免除:3名 メーキャップ済:3名 欠席:10名 出席率:75.61%

第2755回(11月25日)

会場:多摩信用金庫国分寺支店3階

司会:伊東SAA委員長

お客様紹介:萩原会長

・宇多村 純一 様 (国際ロータリー第2750地区 青少年奉仕委員会 副委員長 東京立川RC所属)
・小川 恵一郎 様 (社会福祉法人国分寺市社会福祉 協議会 事務局長)
・中島 直子 様 (社会福祉法人国分寺市社会福祉 協議会 総務係)

会長の時間:萩原会長

 先日の東京国分寺RCカップにおいては朝早くより多くのメンバーにご協力いただき、天候にも恵まれ無事に開催することが出来ました。有り難うございました。
 本日は外部卓話です。私がRYEP派遣生の清田さんのカウンセラーをしていた時に、青少年の委員長をされていた宇多村さんを講師としてお招きしています。清田さんたちの保護者の方が主催する歓送会にて、宇多村さんが熱いメッセージを一人ひとりに贈っていた光景が、未だに鮮明に脳裏に浮かんできます。地区委員会に出向して、心の底から奉仕をされている姿に胸をうたれました。国分寺RCに今以上の活気と魅力を求めたとき、その近道は一人でも多くのメンバーが出向を経験することと感じました。
 本日は青少年委員会の話が主になりますが、出向の魅力が多くの若いメンバーに伝わることを祈念しています。国分寺RCをもっともっと魅力あるクラブに成長させていきましょう。

お客様ご挨拶

・社会福祉法人 国分寺市社会福祉協議会 事務局長 小川 恵一郎 様

・社会福祉法人 国分寺市社会福祉協議会 総務係  中島 直子 様

幹事報告:荒井幹事

【12月例会予定】
・2日(火) 第2756回 理事会・年次総会 多摩信用金庫国分寺支店3F
・9日(火) 第2757回 外部卓話 多摩信用金庫国分寺支店3F
・16日(火) 18:00 第2758回 忘年家族例会 ホテルエミシア東京立川
・23日(火) 一部 11:45/二部 13:00 第2759回 蕎麦例会 義蕎
・30日(火) 休会(RI規定祝日週)

【主な行事日程表】
・2日(火) 18:00 多摩中グループ歴代会 ホテルエミシア東京立川

【委員会開催予定】
・2日(火) 例会終了後 創立60周年実行委員会 第6回式典・祝宴委員会 多摩信用金庫国分寺支店3F

委員会報告

ロータリーの友地区代表委員会:照木委員長

(1)11月19日・20日、パシフィコ横浜で第54回ロータリー研究会が開催された。
 全国のガバナー、パストガバナーなど400名が参加。参加させていただき勉強になりました。
①フランチェスコ・アレッツオRI会長(イタリア):Unite for goodを講演。
②ホルガー・クナーク財団委員長(ドイツ)
③サルバトール・リッツォ理事(メキシコ)
④スーザン・ステンバーグ理事(スウェーデン):障害者スポーツ、リーダーシップスクールのお話。ウクライナのガバナーが日本の支援に対し、感謝。
⑤各種の報告(ロータリー財団、米山記念奨学会、青少年交換、平和センター、友の会、ロータリー文庫)
⑥セッション:会員増強、退会防止について(喧嘩しない、嘘をつかない、悪口を言わない、衛星クラブ・同好会の勧め)
⑦オープンフォーラム、質疑応答
質問:以前ロータリーはDEI(多様性、公平性、包括性)を推奨していたが今は無い。その理由は?
回答:トランプ大統領は、2025年1月20日にDEIプログラム終了を大統領令に署名した。また、民間企業のDEIに基づく取り組みの撲滅を指示した。たくさんの州が連動した(反対した州もあるが)。ロータリーがDEI運動を続けると税金免除などに影響する。今後、DEIを他の言葉に言い換えて継続する。
 次回のロータリー研究会は2026年12月4日、リーガロイヤルホテル大阪で開催予定。

(2)12月4日、第3回地区拡大役員会が開催され、私はロータリーの友地区代表委員長として3分間の発表を行う。

(3)来年1月6日、ウクライナ支援、青少年支援活動をしている山の手RCが、安治川部屋の安青錦氏に化粧まわしを贈呈する。取材を依頼され、私も同行する。

(4)ロータリーポリオ根絶アンバサダーの尾身茂氏がポリオ根絶の講演を行った。

出席報告:鈴木岳男委員

会員数:44名 免除:4名 メーキャップ済:23名 欠席:10名 出席率:75.00%

ニコニコボックス:土井委員長

萩原会長・荒井幹事:先週の国分寺RCカップお疲れさまでした。天候にも恵まれ、素晴らしい一日になりました。ありがとうございました!本日は地区青少年委員会より宇多村さんが卓話に来てくれています。経験者だから語れる苦楽を話してくれると思います。卓話のオファーを受けてくださった事に感謝し、ニコニコします。富永会員:妻の誕生日の御祝に花券をいただきましたので。井澤会員:前回の卓話で皆様にご清聴いただき感謝しニコニコします。山下会員:国分寺まつりに続き、先日のサッカー大会でもレモネードスタンドを担当させていただきました。利益を全て小児ガン支援に充てることを説明したら、「ジュース代と別に寄付させてください」と言ってくれた方が何人もいて、大変感激したのでニコニコします!!

卓話

司会:奈須プログラム委員長

「青少年交換プログラムがロータリーにもたらすもの」
国際ロータリー第2750地区 青少年奉仕委員会 副委員長 宇多村 純一 様

 私は山口県出身で、今年51歳になります。現在は八王子市で暮らしており、府中市の旅行会社で働いております。趣味はマラソンで、ホノルルマラソンには10回出場しました。また、地元の小学生サッカーチームでコーチもしています。2019年8月に東京立川RCに入会して以来、地区では青少年交換委員会を中心に活動し、2025-26年度は青少年奉仕委員会の副委員長を拝命しております。

1.地区の青少年奉仕活動について
 私が所属する青少年奉仕委員会には、主にインターアクト委員会、RYLA委員会、インターンシップ委員会、そして青少年交換委員会の四つの活動があります。
 インターアクトは12歳から18歳までの青少年で構成され、奉仕、国際理解、指導力育成を目的とした組織です。また、RYLAは「ロータリー青少年指導者養成プログラム」として、当地区では18歳から30歳の若者を対象に、指導力向上を図る機会を設けています。インターンシップ委員会は、東京都教育長と協定を結び、都立高校の教育活動に協力し、職業体験や職業講話などを実施しています。

2.ロータリー青少年交換プログラムの意義
 青少年交換プログラムは約100カ国、400地区で実施され、年間8,000人もの学生が参加する国際親善と平和のための活動です。
 このプログラムの主眼は、次世代を担う若者が海外での様々な体験を通して国際理解を深め、「小さな親善大使」として世界平和に寄与することにあります。目的は、国際理解と親善の心を育み、青少年のエンパワメントを通じて好ましい変化を生み出し、生涯にわたる関係を築くことです。
 派遣対象は中学3年から高校2年(15歳から19歳)で、派遣期間は約1年間です。プログラムの特徴は、派遣前に当地区で1年間、スピーチや日本文化、ロータリーの理解など充実した研修を受ける点です。この研修には、元派遣生(ROTEX)のサポートや、富士登山、広島での平和学習などのアクティビティが含まれます。また、費用面では、海外渡航費以外は、現地での生活費やお小遣いも含めてロータリークラブが負担するという大きなメリットがあります。ただし、派遣国は選べません。この活動は、若者の成長と国際交流を深く支援する、大変意義深いプログラムです。

3.ロータリーへの恩恵と皆様へのお願い
 この青少年交換プログラムは、派遣される学生やホストファミリーになるご家庭だけでなく、ロータリー全体に大きな恩恵をもたらします。世界平和への実現に寄与し、ロータリアンとそのご家族に外国人のファミリーができること、ロータリークラブ間の交流・親睦を深めることにもつながります。さらには、未来のロータリアンの発掘・加入への道筋ともなります。実際に、2014-15年にメキシコへ派遣された飯室さんは、現在、東京ビジョンRACの会長を務め、東京国分寺RCの萩原会長も、1992-93年にカナダに派遣された元交換学生です。このように、このプログラムは未来のロータリーを担う人材を育成しているのです。
 この素晴らしい活動は、ホストクラブ、スポンサークラブ、そして学生を温かく迎えてくださるホストファミリー、受入高校、皆様方のご協力の上に成り立っています。特に皆様にお願いしたいのは、ホストファミリーを経験してみませんか、という提案です。この経験は、「互いに息子を一年間預かり、彼の息子を我が息子として育て、私の息子を友人が彼の息子として育てる」という、家族的な深い関係を築くものです。あなたの息子や孫にとって、最初の海外の友人ができる機会となるでしょう。

 今回、青少年交換プログラムを通してロータリーがもたらすものについてお話させていただきましたが、ロータリー活動は様々なことをもたらしてくれると思います。私は、活動を通していろいろな人と親睦を深めることにより、ロータリー活動が楽しくなりました。
 今日の私の話が、『Enjoy ROTARY,Think about ROTARY』のきっかけになれば幸いです。ご清聴ありがとうございました。